慎太郎 Tシャツを身に付けたるんるん。長距離バスに揺られること数時間、ケアンズにやってきました。夜行バスで眠っていたるんるんが朝の光の中で目を覚ますと、一面に広がる青い海が目に飛び込んできました。るんるん、海を見るのは生まれて初めてです!
「わー!これがパパの言ってた海かぁ。海は広いなぁ、大きいなぁ♪」
そしてバスを降りると、潮の香りが漂い、ビーチ沿いに植えられた椰子の木には、ココナッツの実が揺れていました。ローラーブレードに乗った男の子や、アイスクリームを手に持った女の子たちが、たくさん道を行き交っています。るんるん、なんだかわくわくしてきました!人の流れにそって歩いて行くと、ビーチに出ました。るんるんが、ブッシュでダイヤたちと水遊びをしていた川とは大違いです。海は大きくて、水面に太陽が反射し、キラキラ輝いています。るんるんは勇気を出して、水に入ってみることにしました。おそるおそる足をつけると、水が冷たくて、とってもいい気持ちです。るんるんが浅瀬で一人パシャパシャと遊んでいると、「こんにちは。」と、声をかけてくれた女の子がいました。
「もし一人だったら、私たちと一緒にビーチバレーをしない?」
「ビーチバレ??」
女の子は、るんるんを仲間のところに連れて行って、みんなを紹介くれました。女の子は日本人で、名前は美香ちゃんでした。砂浜にはるんるんよりも背の高いネットが貼ってあり、みんなは、カラフルなボールを使って遊んでいました。るんるんは、ビーチバレーをしたことがなかったけど、美香ちゃんに説明を聞いて、試してみることにしました。やってみると、るんるんは次々にアタックを決めどんなボールも落としません。るんるんは体は小さいけれど、ジャンプはとても得意なのです。るんるん♪
ゲームはるんるんチームの圧勝でした。試合の後に、みんなが「よくがんばったね」と言って、アイスクリーム(マンゴー味!)をおごってくれました。
「ところで、その Tシャツの慎太郎って誰のこと?」と美香ちゃんが聞きました。るんるんが慎太郎を探していることを説明すると、「もしかしたら、私たちの学校の生徒かもしれないから、他の人たちにも聞いてみよう」と言ってくれたので、るんるんはみんなと一緒にケアンズの語学学校( ACE)を訪ねてみることにしたのです。
―――どうなる!るんるん!!次回へ続く―― -
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